非認知能力の読みもの

4歳の非認知能力を育む遊び|家で一緒に楽しめる3つのアイデア

この記事でわかること

好きな色で描く、玩具の乗り物を止める、箱を別の物に見立てる。家にある物で始める3つの遊びを紹介します。

「非認知能力 × 4歳の遊び」の文字と、丸に線を足して絵を描く子どもと、見守る大人の水彩イラスト

まずは、ここから

  • 色遊び・乗り物・空き箱から、好きそうなものを一つ選ぶ。
  • 材料は家にある物で用意し、大人が一度遊んで見せる。
  • 途中で別の遊びに変えたり、短く終えたりしてよい。

声をかけるなら

「これで遊んでみる? 見ているだけでもいいよ。」
この記事の目次

今日は、好きそうな遊びを一つだけ

3つともする必要はありません。描くのが好きなら色遊び、乗り物が好きなら合図遊び、人形が好きなら空き箱遊びから選べます。年齢は目安です。

家にある物で始め、気が乗らなければ大人が遊ぶのを見るだけでも。準備や片付けまで負担にならないものを選びましょう。

今の気持ちを、好きな色や線で表す

子どもと大人が、それぞれ使いたい色で線や丸を描きます。色と気持ちの対応を決めず、話したくなければ一緒に絵を見て終えます。

  1. 落ち着いているとき、色を並べて「今、使いたい色はある?」と誘います。
  2. 選んだ色で線や丸を描き、大人も自分の紙に描きます。色に決まった感情を割り当てません。
  3. 「話したいことはある?」と一度聞きます。答えなければ、絵を一緒に見て終えます。

用意するもの・声掛け・詳しい手順を見る →

玩具の乗り物を、合図で動かしたり止めたりする

大人が乗り物をゆっくり動かし、声の合図で止める見本を示します。子どもは一緒に動かすか、希望すれば合図役を試します。

  1. 座って玩具をゆっくり動かし、大人が「とまろう」で自分の玩具を止めて見せます。
  2. 「しゅっぱつ」で一緒に動かします。止まる時間は短くし、驚かせる合図は使いません。
  3. 子どもが望めば合図役を交代します。動かすだけがよければ、その遊びで終えます。

用意するもの・声掛け・詳しい手順を見る →

箱を別の物に見立てて、人形と遊ぶ

子どもが箱をベッドやお風呂などに見立て、大人と人形を置いたり包んだりして遊びます。迷っていたら「ベッドにする?お風呂にする?」と誘います。別の使い方を思いついたら、その遊びを一緒に楽しみます。

  1. 箱とぬいぐるみを置き、「この箱、何にしよう」と一度誘って待ちます。すぐ案が出なくても構いません。
  2. 迷っていたら「ベッドにする? お風呂にする?」と二つ示します。子どもが違う使い方をしたら、その使い方で遊びます。
  3. 使いたければ布を渡し、ぬいぐるみを置いたり包んだりします。子どもは置く役だけでも参加できます。
  4. 同じ遊びを続ける・別の物にする・片づける、から選びます。何に見立てたかの説明は求めません。

用意するもの・声掛け・詳しい手順を見る →

続かない日や、親に余裕がない日は

短く終わっても、次に何を好むかを知るきっかけになります。気に入った一場面だけ繰り返したり、別の日に試したりできます。

一人で家事や育児をしている日は、新しい遊びを始めず、いつもの遊びを見ながら「それが気になるんだね」と一言添えるだけでも。危険があるときは、遊びより安全の確保を優先します。

気になる遊びや声かけを試してみよう

今の親子に合いそうなものを一つ選んでみてください。

親子で読む絵本を探す →

オリジナル絵本・全8ページを読む →

年齢と能力で探す →

参考にした資料

言葉の説明は以下の資料を参考にしています。遊びや声かけは家庭向けに考えた例で、同じように試せば必ず効果があるというものではありません。

資料の一覧と、参考にした内容
  1. Skeneほか(2022)・大人が支える遊びの系統的レビュー

    原著確認2026-10-05。1〜8歳の研究を統合。実践は多様で、このページの家庭案そのものを検証した研究ではありません。

関連研究の対象・結果・限界を読む

このサイトの編集方針