非認知能力と絵本|子どもに合う一冊の選び方と、読み聞かせのヒント
この記事でわかること
どんな絵本を選ぶ? 読んだ後は何を話す? 子どもの興味や読みやすさを手がかりに、親子で楽しめる一冊を探します。

まずは、ここから
- 子どもがよく見る絵や、好きな題材から選ぶ。
- 長さや文字量は、親子が楽に読めるものにする。
- 感想を聞くのは話したそうなときだけ。読むだけの日もつくる。
声をかけるなら
「今日はどの本にする? 同じ本でもいいよ。」
この記事の目次
どんな絵本がいい? まずは子どもが気になるものから
気持ちについて話してみたいなら、登場人物が喜んだり困ったりするお話が会話のきっかけになります。友達とのやりとりに関心があれば、一緒に遊ぶ場面がある本も候補です。
ただ、テーマが合っていても子どもが楽しめるとは限りません。表紙や絵を見て選ぶ、好きな動物が出る本から読む、という選び方もできます。一冊で特定の力が身につくと考えず、まず一緒に読む時間を楽しみましょう。
年齢・文章の長さ・絵を見て選ぼう
出版社の対象年齢を目安にしながら、絵を見て楽しめそうか、親が読み聞かせやすい長さかも見てみます。自分で読む場合と、読んでもらう場合では選べる本も変わります。
出版社では『きもちってなあに?』は「幼児から」、『どうぞのいす』は「3、4歳から」と紹介されています。『もう ぬげない』は確認した出版社ページに年齢の記載がありません。詳しい書誌と出版社へのリンクは、絵本の本棚で確認できます。
何度も同じ本を選ぶ日があっても、新しい本へ進めようと急がなくて大丈夫です。長いお話なら気に入ったページだけ眺める楽しみ方もあります。
読んだ後、必ず質問しなくても大丈夫
「どんな気持ちだった?」と毎回答えを求めなくても、子どもが話し始めたら聞く、笑ったページを一緒に見る、といった過ごし方ができます。親が「私はここが面白かった」と話すだけでもかまいません。
子どもが黙っていたら、感想を言わせずに閉じて終えられます。自分から話したときには、親と違う受け取り方も聞いてみましょう。
このサイトのオリジナル絵本は無料で読めます。市販絵本を探す前に、まず親子で一緒に読むものを試したいときにも使えます。
気になる遊びや声かけを試してみよう
今の親子に合いそうなものを一つ選んでみてください。
参考にした資料
言葉の説明は以下の資料を参考にしています。遊びや声かけは家庭向けに考えた例で、同じように試せば必ず効果があるというものではありません。
資料の一覧と、参考にした内容
- Wang & Shao・共有読書の介入研究(オンライン2024/誌面2025)
原著確認2026-10-05。8週間・8冊・訓練した教師の対話を含む条件で学ぶことの理解を測定。原著結果では教える理解・誤信念理解の介入差は有意ではありません。共感・感情調整や市販の一冊の効果を示す研究ではありません。


